多くのVPNでは繋ぐ双方にルーターと呼ばれる機器を入れ、ルーターに対してVPNの設定を行うことで、PC側の設定を最小限もしくは設定不要で利用します。こうした利用は事業所間など固定の場所間では非常に便利です。とはいえ、逆に外出先や一時的に利用するリモートワークには、非常に面倒かつコストパフォーマンスが悪くなるのはご推察通りです。
ソフトウェアVPN設定サービスでは、施設側・持ち出し側ともに特別な機器の新規購入は不要になります。
代わりにソフトウェアによって仮想の機器をパソコン内に設定することで代用し、追加投資を最小限に押さえながら、自分が自席にいる時と同じように社内のサーバーやNASなどにあるファイルを利用可能になります。
このサービスを導入頂く事で、毎回ファイルを持ち出す面倒や、USBメモリなどで持ち出した際の紛失リスクも回避できるようになります。
また、クラウド対応されてない社内に導入されているソフトについても、設定変更なしで同じく使用することが可能になります。既存システムや運用などをクラウドサービスに乗り換えることなく、使い慣れた環境のままテレワークにも対応できるのが強みです。